2018 CAMPAIGN: IN CONVERSATION



最も大きな原動力。
それは稀有な才能を持つ者に人々の心を動かし、感動を喚び起こす創作へと突き動かすエネルギーであり、情熱的且つ洗練されたもの。
2018年秋冬のキャンペーンではそういった力の裏側にある、創造性の触媒とも言える存在を紐解き、解き明かしていきます。それぞれのフィールドで先駆的な活動を行う8名の才人を迎えた「In Conversation」シリーズは、カメラマン、マシュー・ブルックスのレンズを通して収められた、彼らの創作過程における思慮深さを物語っています。現に4つのシーンでは彼らは互いの創作に対する意見を持ち寄り、様々なアイデアの根源と各々が持つ独創的な知見を追求する議論に興じている様子を捉えています。つまりこれらは耽美的で知的な人物描写であると共に、芸術活動に対する深い理解さえも表現したイメージであることに違いないのです。

このシリーズは建築家であるジョン・ロートナーによって設計されたハーペル・ハウスを舞台に繰り広げられます。このハリウッドの歴史的建造物は建築的な技巧のみならず、究極の優雅さを備え、我々のブランドの在るべき姿と目指すべき方向性を融和させています。登場するのは絶大な人気を誇る雑誌の創始者であるドリアン・グリンスパン、世界的アートキュレーターのローレンス・ヴァン・ハーゲン、パリを拠点に高い評価を得るフェステンアーキテクチャーの2人、幻想的な作品で知られるアーティストのターシャ・ヴァン・リー、アーティスティックなSNSの立役者であるジョーダン・ワトソン、魂を感じる歌声が持ち味のシンガー、リアン・ラ・ハヴァス、注目を集める若手シンガーソングライターのシン。今日の彼らの評価が不動のものであるのは言うまでもない事実ですが、我々はそこに触れることのできない普遍性を見出したのです。

30年以上にわたり、オリバーピープルズはラグジュアリーアイウェアブランドにおける基準を確立するため、献身的な努力を続けてきました。それは商品全てから見て取れる、職人技とデザインに対する懸命な取り組みです。我々の姿勢を反映するかのごとく、彼らは人々を魅了し時代に流されることのない意義ある創作活動のため、絶え間なく移り変わる金字塔を打ち立てているのです。



ユーゴ・ソゼー&シャルロット・ドゥ・トナック(フェステンアーキテクチャー)
リラックスした雰囲気に典型的なフランスらしさを感じさせる息を呑むようなインテリアの数々は、二人が共同で代表を務めるフェステンアーキテクチャーによるもの。才能に溢れたユーゴ・ソゼーシャルロット・ドゥ・トナックによって創設されたフェステンアーキテクチャーは、今やヨーロッパでも依頼が殺到するほど屈指の建築デザイン事務所になるまでに急成長を遂げました。ミニマルでありながら様々な要素を取り入れていくスタイルはパリのホテル・ピガールを始めとしたフランス国内外の、数々のホテル、レストラン、住宅で見ることができます。

ローレンス・ヴァン・ハーゲン
キュレーター、アートディーラー、コンサルタントとしての顔を持つローレンス・ヴァン・ハーゲンは、多くの芸術作品やアーティト達と過ごす時間の中で身につけた歴史的造詣と、気鋭の才能を発掘するための眼力を駆使することで芸術業界で生え抜きの存在となります。最も特筆すべきWhat’s Upと題された展示会では、数々の新進芸術家に賞賛を受けるに至りました。こうして活力に溢れ、若く非凡なヴァン・ハーゲンは芸術業界に新風を吹き込むこととなります。

ドリアン・グリンスパン
ドリアン・グリンスパンはイェール大学で史学専攻生として勉学に励む傍ら、若干19歳の若さで高い評価を得るアート・ファッション誌、「Out of Order」を創刊しました。現在このパリ出身にしてニューヨークで活動する若き編集者は非の打ち所のないスタイルと装飾を削ぎ落とした精巧さで刺激的な芸術業界のスターダムを登り詰めました。現在9刊目を迎える彼の雑誌ではスーザン・ミラーやロバート・ウィルソンといった芸術業界が最も提供すべき最新の話題を特集しています。

ターシャ・ヴァン・リー
ターシャ・ヴァン・リーの作品には滲み出る幻想的な魅力があります。彼女のモノクロのポートレイトや叙情的なドローイングはまさに印象的かつ普遍的な作品ばかり。ハワイ出身、ロサンゼルス在住のこのアーティストが創作した作品には目に見えない精神的な力が宿っています。それはまるで常に帽子を身につけ、静謐な雰囲気を纏う彼女自身を具現化しているようです。

ジョーダン・ワトソン
ジョーダン・ワトソンは精細なキュレーションのセンスをソーシャルメディアの世界に持ち込みました。彼のアカウント@love.wattsは2011年の開設から瞬く間に140万人を超えるフォロワーを獲得し、芸術やファッション業界ではイメージソースとして活用されるほどの成長を遂げました。当初は単にアートやデザインの要素を取り入れ、厳選されたイメージを投稿するためだけに開設されたそのアカウントは、現在では彼の主なビジネスへと変貌を遂げ、ロサンゼルス在住のワトソンはアートディラーやギャラリーのオーナーとして働く傍ら、@watts.onと@watts.placeの二つのアカウントを新たに共同運営しています。

シン
シン非凡な才能はデトロイト郊外で製作されたYouTubeビデオが歌手、ケイティ・ペリーの目に留まることで一躍脚光を浴びることとなります。その鮮烈な芸術性は郊外のどこか郷愁にかられる情景や、思春期の葛藤を歌ったメロディアスな楽曲を通して広く知れ渡ることとなり、真のアーティストとしての座を確かなものとしました。

リアン・ラ・ハヴァス
イギリスの歌手であるリアン・ラ・ハヴァスはその歌声に宿る魂で聴衆の心を掴む比類なき才能の持ち主。その才能は2014年に彼女の自宅でプライベートなコンサートを開催したこともある、今は亡きプリンス氏に見出されました。彼女のデビューアルバム「Is Your Love Enough?」はiTunesにおける「Album of the Year」を含む数々の権威ある賞を獲得しました。以来彼女はコールドプレイのツアーに参加し、セカンドアルバムの「Blood」はグラミー賞を受賞するに至ります。彼女が成し遂げた偉業が華々しいものであることはもちろん、なにより驚くべきはやはり人々を魅了して止まないその歌声にあると言えます。